【帰国】成田空港・今帰るとこんな感じです②
こんにちはビーズです。
お立ち寄りいただきありがとうございます。
前回はPCR検査、入国審査、税関審査を終え、ホテルのバスに乗り込むまでをお伝えしました。
今日はその続きをお伝えしたいと思います。
ホテル行きのバスが到着すると、一列に整列し全員が集まるまで待ちます。
そしてバスの前で1人づつ荷物を預けます。
係の方は全身防護服を身につけておられました。
バスに乗り込んで、またまたビックリ!
内部は全てビニールで覆われていて、運転席との間も仕切られていました。
閉められたカーテンもビニールで覆われていて薄暗く、外は全く見えず、どこを走っているのか全然分かりません。
そのせいで、走行中少し気分が悪くなってしまいました。。
車内にはいくつか注意事項が書かれていましたが、その中に「運転手には絶対に話しかけないで下さい」というのが印象的でした。
もちろん運転手さんも完全防備されておりました。
15分くらいバスに揺られ、停車した先は日航ホテルの裏口の様な所。
外から厚生省の方?が入ってこられ、ホテルでの注意事項などについて説明がありました。
そして1人づつ部屋番号が書かれた紙を渡されて、1人づつバスを降ります。
ホテルへ入ると多勢のスタッフの方が並んでおられ、荷物とその日の夕食を渡してくれます。
みなさんの「お疲れ様でした!」という言葉に思わずウルっと。。
そして1人づつエレベーターに乗ります。
ボタンも触ってはいけません。スタッフの方が押してくれます。
エレベーターを降りた所にもスタッフさんがズラリ。
部屋まで案内してくれます。
ここまで多勢いると、見張られてる感がヒシヒシと伝わってきます。
やっと部屋へ入ることができたのが午後7時半くらい。
ここから完全に隔離状態になります。
一歩も部屋から出ることはできません。
なので鍵も渡されません。
食事はドアの外に置かれている小さなテーブルの上に、袋に入れられた状態で配膳されます。
フロアー全ての配膳が終わると、部屋にモーニングコールの電話が鳴り、それを合図に各自がドアを開けてテーブルの上の袋を取るという流れです。
日航だったこともあるのか、食事は美味しかったですよ。
そして何より、このメッセージに癒されました。
この様なメッセージが毎回添えられていて、ウルウル(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
おばちゃんの心には染みました。。
まるまる1日、何もする事がない。。
イヤイヤ、これは1日何もしなくても良いという、滅多にないチャンス!
だって何もせずとも三食運ばれてきて、家事は一切しなくていいなんて夢の様な話じゃないですか!
たとえ日常で、1日何もしなくて良いよと言われたところで、罪悪感やらなんやらで、まず気が落ち着かないし、無理だと思うんですね私には。
でも今回は、大手を振って何の気兼ねも無く、心ゆくまで満喫できるんですよ!
こういう言い方は不謹慎かもしれませんが。。
ゆっくりお風呂に2回入り、昼寝をしたり、本を読んだり、お茶を飲みながらボーっとテレビを観たり。。本当にリラックスして1日を過ごす事ができました。
そして3日目の朝、電話で陰性の結果を伝えられ、無事に退所することができました。
退所の際には、またいくつか注意点がありますので、次回詳しくお伝えしたいと思います。
私は友人が空港まで迎えに来てくれる事になっていたので、政府が用意したバスで空港へ向かいました。
もう、ビニールはありません!
普通のバスです。
ここでやっと、自分が陰性だったと実感することができました。
日常の世界に戻ってきた感がジワジワと。
バスは空港の出発階に着きます。
ここにも係の方が居るのかと思っていたんですが、誰もおらず。。。
え?もう勝手に動いていいの??と半信半疑になりながら到着階へ移動。
もう誰にも監視されていません。自由です!
友人の車を待つ場所に、こんな池がありました。
空港の外をゆっくり歩く事なんてなかったので、全然知らなかった!
大きな蓮の華と大きな鯉が、鮮やかで見惚れてしまいました。
空港は駐車場もガラガラなので、すぐに友人とも会うことができ、無事に東京へ来ることができました。
いろんな事がありすぎて、あっという間の3日間でした。
いい経験ができたと思います。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。(´-人-`)